40代が脱毛やってみて感じたQOL

――「変わらんやろな」って、どこかで思い込んでた毎日。 ――
ありがたいことに家族もおるし家もある。仕事もちゃんとやってる。
借金を抱え込んでるわけやないし、職場が地獄ってわけでもない。
優秀とは程遠いけど。我が子は健康に育ってくれとるわw
それなりに不満もなく、普通の生活が送れてる。
40代。
若くはないのはわかってる。でも、定年まではまだまだ遠い。
毎日が単調やなぁ、とはずっと前から思っててん。
……このまま、あと20年。同じことを繰り返すんかなぁと考えると、ゾッとするねんな。
そんな気持ちに光をさしてくれたんが脱毛やってん。
最初は、ホンマに――ひげ剃るのめんどいわぁ。それだけやったで。
でもな。気ぃついたら、自分の中で何かがゆっくり動き始めたような体験ができたんや。
ちょっと臭いわなぁ。
ええ年こいたおっさんが。笑うなよw
俺は、梅田にある18のクリニックを調べて、
8つのカウンセリングを受けてん。
ほんで今、2つのクリニックで実際に脱毛したんや。
別に、医者でも看護師でも美容家でもない。
ただのサラリーマンや。
でも、「脱毛を受ける側」として向き合ったからな。素人の気持ち、ちょっとは語れるんや。
- 経験豊かな40代が、新しいことに飛び込む価値
- ヒゲのない顔を買ったつもりが、いろんな体験ができたこと
- 自分を大事にする経験が子育てに役立つ
- 「贅沢」だからお金と向き合えるようになる
- 脱毛途中!っていう楽しみ
- 倒産リスクを感じる中で身についた“損切”という考え方
- 脱毛が、“自主性”と“主体性”の喜びを教えてくれた
俺な、脱毛して一番良かったんはこれちゃうかって思うことがあるねん。
人生経験豊富な40代になってからの初挑戦。
これこそ、40代の脱毛の醍醐味やねん。
20代では、脱毛でこんな価値は引き出されへんで。
小さな選択、妥当な線引き、納得感、何もわからん世界で向き合い続けた日々。
それらは全部、“人生の財産”になったわ。
「俺はいいほうに変わり始めたかも?」って思える時間が増えてきてる。
脱毛を始めたきっかけは、こっちの記事で話してるで。
見た目を変えるんやない|40代からの脱毛は、無駄を減らす自然な選択
外の世界に飛び込んだ貴重な経験

40代にとって「新しいことを始める」ってのは、想像以上に価値がある。
「新しいことを始める」ってだけでも価値があるやろ。
それが、40代にもなると、新しいことに巡り合う機会も少なくなるからや。
社会に出てから20年。仕事のことも家のことも、一通り慣れてきて、できへんことも少なくなってくる。
だからな。年を重ねるたびに、“経験してへん世界”ってのはどんどん手つかずのまま残っていくんや。
余計に、「新しいことを始める」価値は高くなっていくわな。
脱毛なんかはまさにそうやった。
俺にとっては、40年間未開の地やったわ。
SNSで脱毛の広告が流れてくるだけでも、恥ずかしかったもんな。
- クリニックに行ってみるだけでも、ワクワクドキドキ。
- 脱毛機も相場もわからへん。
- スキンケアとかUVケアとかもしたことない
おもろいなって思ったり、大丈夫かなって思ったり、騙されてへんかな?って疑ったり。
ほんまに久しぶりに“自分の気持ちが動いてる実感”があったんよな。
新しいことを始める機会なんて少なくなってくる。だから余計に価値が高い。
40代になってからの脱毛は、“貴重”って言葉じゃ足りへんほど、人生を味わい深くしてくれる体験やったんよ。
ヒゲのない顔を買ったつもり・・・が、体験を買ってた

俺が脱毛を始めたときな、正直言うて「ヒゲ剃らんでええ顔」を買ったつもりやったんよ。
清潔感とか、髭剃りの時短とか、まあ楽になるかなって。
せやけど、実際はそれだけやなかった。
ふたを開けてみたら……なんや色々あってな。
- カウンセラーは100%かわイイ女の子やったから期待してたのに、施術スタッフは100%漢やったり。
- 出力強めで!ってお願いしたら、白目むくくらい痛くされたり。
- 脱毛前日、睡眠取っとこうと思って早めに布団入ったけど、痛さを思い出して寝られへんかったり。
- 顔に10万円以上かけてんのに、誰も気づけへんかったり。
- 「今日は女性スタッフや!」って喜んでたら、出力上がってて涙ちょちょぎれくらい痛かったり。
- 職場で女の子の視線感じた時、「お、脱毛してるって気付いた?」って思ってたら鼻毛出てたとか
物を買ったら楽しみは“その瞬間”で終わる。
でも脱毛はちゃうかった。
脱毛でいろんな経験してきた。
せやから脱毛の話、なんでもできるでって思ってる。
ヒゲを減らすだけやと思ってたけど、いつの間にかネタが増えて・・・。
美味しいって思ってる自分に気付く。
……脱毛やってて、20代と40代では得られるもの違うなって、気づいたころがあるねん。この話は【20代とは受け取れるものが違う】で話す予定やからちょっと待ってて。
子どもの“夢中”を見守るようになれた

脱毛をしてよかったこと?──ヒゲが減ったことより、“自分を優先した体験”やな。
脱毛のこといろいろ調べて、行ってみて──
気がついたら、夢中やったわ。
やりたいことをしている充実感、ほんまに久しぶりに味わった。
この経験、子育てにもいい影響があったって思う。
子どもに「やりたいこと大切にしてみ」って言うようになったんよ。
小6の娘がおるねん。
帰ってきたらランドセルをソファに投げて、即スマホ。
テーブルに座ってると思ったら、両耳でイヤホンして鼻歌うたいながらiPadを操作してるねん。
自分の部屋は電気付けっぱなし、背中はまん丸の猫背で姿勢悪いし、眼も画面からめっちゃ近い。
──昔の俺なら、
「ただいまとか、ないんかい!」
「宿題あるんちゃうんか」
って言ってた。
でも今はちゃう。
ぼんやりとやけど娘には夢があるらしいんよ。
イラストレーターっていう夢がな。
よくよく見ると、電気付けっぱなし、イヤホン、猫背、眼が近い・・・この先には夢があったみたいやわ。
YouTubeで描き方を学んで、iPadで絵を描いて、 LINEスタンプまで販売し始めた。
休憩にもポケコロツインってアプリでデザイン感覚を養って、
キャラクター紹介文まで自分で考える。
最近なんかはChatGPTっていうAIまで使いだしたわ。
ほっといたら、夢に向かって歩き出してたんよな。
その夢、邪魔する親にはならずにすみそうや。
脱毛っていう-自分のやってみたろ!-を実際にやってみたからな。
脱毛費用が高くて、家計と向き合うようになった

脱毛を始めたことで、“お金の使い方”がほんまに変わった。
理由はシンプルや。
脱毛ってな、冷静に考えたら誰が得するわけでもない自己満足なんよ。
それに月給クラスの出費がかかる。
そらもう、1か月、家族と一緒に野宿して飯抜いて風呂も我慢する生活と引き換えにするくらいの価格や。
だからこそ、本気で考えるきっかけになったんよ。
今までの俺は、
- 「このくらいええやろ」って、飲み会に行ったり、
- 連チャンでカフェスイーツ堪能したり、
- マクドの新作を“ご褒美”として自分に与えたり。
そんな小さなご褒美にちょこちょこお金を使いながら、
学費・老後・ローン…肝心な家計のことは“考えてるフリ”でスルーしてた。
でも、脱毛を前にして、自分で金を出して贅沢するってなったとき──
ようやく腹くくって、「お金とちゃんと向き合おう」って思えたんよ。
脱毛のおかげで、
- 2桁と3桁の資産をうろうろしていた俺が、
- 今では4桁の資産を持てるようになった。
脱毛のおかげで、使い方も貯め方も変わったんや。
贅沢って、“家計を見直すきっかけ”になるんやな。
どんな奴が言ってるんか気になったらこっちの記事も読んでや。
【ハードルの低い脱毛】ふつうの40代が、気づけば毎日楽しんでいた話
ちなみに、「脱毛のお金と満足度について」って話もする予定。
記事にするまでもうちょっと待っとって。
【脱毛資金とQOL】はこちら
脱毛途中!っていう満足感

脱毛って、「ツルツルになってからが本番」やと思ってた。
でも実際に始めてみて気づいたのは、途中でも、満たされてまうってことやった。
たとえば、
朝起きて顔を洗う → 保湿する → 鏡を見る。
この流れだけでも、なんか“自分を丁寧に扱ってる感じ”がするんよな。
で、抜け始めに気が付いた時なんて、これまた、たまらんで!
ほんでな、ヒゲの変化もホンマにちょっとずつやから、
「お、抜け感、昨日よりあるな」とか、
「なんやこのニキビ、昨日と位置ちゃうな」とか、
毎日なんかに気付くんよ。
ちょいちょい変化していくから「過程」が味わえるんやろな。
この“途中の満足感”、なんでこんなに楽しいんか──
っていうのも記事にする予定。

脱毛が、“損切り”っていう考え方を教えてくれた

サラリーマンって、失敗したらあかんって思ってる生き物やねん。
でも、脱毛がそんな俺に“損切り”って考え方を教えてくれた。
俺がクリニックを選んでた頃、ちょうどいくつかの大手クリニックが倒産してな。
中でもアリシアは、実際にカウンセリングを申し込もうとしてたところやった。
数日後──まさかの倒産やで。
SNSでは「金返せ!」って怒ってる声がよう流れてたわ。
でもな、そこで思ったんよ。
損を取り返そうとするほど、余計に心が消耗してまう
――「損切」って、こういう時に取るべき選択なんやな――
でな、ちょうどその頃、保険をどうするか迷っててん。
昔から積み立ててた生命保険をやめて、投資にまわそうと考えてた。
でも、今解約したら「80万損しますよ」って言われたんよ。
80万って・・・全身脱毛してもお釣りくるやん。
厳しいなぁとは思いながらも、掛け捨てに切り替えて、
生活防衛資金とNISAにまわすことにした。
結果、80万損したけど、
今はその損を補填して、資産がちゃんと増えてる。
あのまま積立続けてたら、あと10年はマイナスのまんまやった。
損切りして、ホンマに正解やった。
クリニック倒産にどう備える?って話はこっちでまとめてる予定や。
【倒産でQOLを下げない方法】はちょっと待っといて。
脱毛が、“自主性”と“主体性”の喜びを教えてくれた

「自分で動いて決めた」ってだけで、こんなに嬉しくなるんやな。
脱毛って、ほんま分からんことだらけやった。
脱毛機?相場?サロンとクリニックの違い?
調べるほどに分からんようになる。
でもな、「誰かに聞いたらええやん」ってわけにもいかへんかったんよ。
職場で「ひげ脱毛したいんやけど、どこがええかな?」なんて聞けるかいなw
車や家の話ならみんなしてるけど、脱毛はちゃう。
だから、自分で調べて、自分で比較して、自分で決めるしかなかった。
それって、俺にとってはめっちゃ貴重な経験やった。
普段の仕事やったら、「判断」は上司の役目で、俺は部下に“伝えるだけ”。
そんな立場の俺が、「自分の判断で動く」って、初めてに近かったんちゃうかな。
それが楽しかったんよ。
サイトを読みまくって、脱毛機をメモして、予算とにらめっこして…
お、おれちゃんと考えてるやんw、ってちょっと誇らしかった。
ーー脱毛にはそんなことでも喜べんねん。――
クリニック選びってほんまムズイ。なかなか選べへんときはイライラするでって話もまとめる予定。

比較や判断って、実はQOLを上げるカギになるでって話はこっちで詳しく話す予定。

どっちもちょっと待っといて。
俺は脱毛から、多くのものを受け取った

たかが脱毛、されど脱毛やった。
完全に“自分のため”の贅沢──
けど、その中に、俺なりの「生き方のヒント」みたいなんが詰まってたんよ。
40代にもなると、大抵のことは経験してる。
せやからこそ、“しらん世界”に足を踏み入れた時、
「お、俺まだ変われるやん」って思えた。
調べて、悩んで、比べて、やってみて、気ぃついたら──
毎日が、ちょっとずつオモロなってた。
- 娘の“夢中”を、ちゃんと見守れるようになった
- 家計と本気で向き合ったことで、資産形成の歯車が動き出した
- 毎日ちょっとずつの変化に気づいて、楽しめる感性が育った
- 倒産リスクや損切という考え方に触れて、納得してお金を使えるようになった
- 何も知らん世界で、自分の判断で動けた“誇らしさ”を味わえた
これ、どれも仕事のスキルアップとかやない。
“暮らしの中で感じる自分の変化”が、QOLを上げてくれたんや。
そして、俺の脱毛は、まだ終わってへん。
でもな、今はそれすらも楽しい。
「ここから、もっとええおもろいことあるんちゃうか?」って思える自分が、おる。
これが俺にとってのQOLやったんかもしれへん。
ちなみに、俺がどうクリニックを選んだか?っていう話や、
「どこを選ぶかより、どう納得するか」が大事やったでって話は【クリニックどう選ぶ?】にまとめてるで。